東洋大学体育会射撃部の紹介
□ 東洋大学体育会射撃部とは
東洋大学Ⅰ部体育会に所属し、日本学生ライフル射撃連盟に加盟しているスポーツ団体・部活動です。
オリンピック正式種目であり、国際的な人気も高い「ライフル射撃競技」 (クレー射撃競技・狩猟・トイガン等を含まず) を主に行っております。
昭和7年に創設され、昭和20年に活動を終了以来自然消滅状態にありましたが、平成2年に愛好会として発足、その後、平成7年に同好会となり、平成14年に部として認められました。
当部活動は射撃スポーツの修錬及び部生活を通じ、社会に有用な人間育成を図ることを目的とし、
- 射撃スポーツを行うにあたり、良き人格の育成
- 射撃スポーツを通じて、体力と集中力と精神、スポーツマンシップの涵養
- 銃器、弾薬の所持を通じた法令と規律の遵守
- 良き友人関係、チームワークの育成
- 無償の行為の尊さの熟知
を「意義」として活動しております。
また、各自がライフル射撃スポーツの競技者として、銃砲所持を許可されているという社会的責任と役割を常に認識し、行動することを心がけています。
大学生活に於いては、私生活から学業、部活動やサークル等の課外活動など、全ての面に於いて更なる自主性が求められるようになります。
学生の本分である「学業」と、学業では学びにくい上記を意義とした「部活動」との、「文武両道」をモットーに、「自主的行動」、自身で考え、判断し、行動できる「大学生」になれるよう、活動して行きます。
仲良く楽しくそして厳しく、この雰囲気を大切にし、お互いに切磋琢磨しあい、競技を楽しみながら、団体・個人ともに、国内・国際大会問わず、各大会に於いて上位入賞を目指しています。
□ 練習場について
本学射撃部固有の練習場を保有していないため、現在、主な練習場所は埼玉県長瀞射撃場にてスモールボアライフルおよびエアーライフルの練習を行っております。
スモールボアライフル、エアーライフル、それぞれ週2回の練習日を設けております。
また、埼玉県長瀞射撃場を始め、主に関東地区の射撃場で全体練習を行っています。
なお上記の状況に伴い、地方出身の部員は埼玉県和光市に集まって居住しております。
□ 東洋大学体育会射撃部 略史
(明治15年 日本初のスポーツ射撃団体「東京共同射的會社」が設立される)
(大正14年 學生射撃聯盟が結成される)
昭和7年 東洋大學射撃部 創立
昭和8年 第8回全国学生射撃大会に初出場
昭和16年 運動部が再編され、東洋大学護国会の所属とされる
昭和18年 護国会が再編され、東洋大学報国団の所属とされる
(文部大臣通達により、学生による運動部活動の全国・地方大会が禁止される)
昭和20年 大学報国団の解散により活動終了 (昭和21年、GHQの施策により射撃禁止令が発布(昭和25年まで))
(昭和24年 日本射撃協会 設立 (後の社団法人日本ライフル射撃協会))
(昭和28年 日本学生ライフル射撃連盟 設立)
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昭和55年 奥田利光(法学部卒・名誉監督)がモスクワオリンピック監督を務める
平成2年 小林雅夫(故人、経営学部卒(埼ラ事務局長・ジャパンプロテクター社代表))
を始めとした有志により、「東洋大学射撃愛好会」が発足
平成3年 日本学生ライフル射撃連盟関東支部に準加盟
平成4年 日本学生ライフル射撃連盟に準加盟(関東支部に加盟が承認される)
平成5年 日本学生ライフル射撃連盟に加盟
東洋大学Ⅰ部体育会に加盟 「東洋大学体育会射撃愛好会」となる
平成7年 関東学生ライフル射撃選手権大会2部優勝に伴い、1部昇格
「東洋大学体育会射撃同好会」となる
平成8年 「東洋大学体育会射撃部OB・OG会」が発足
平成12年 岩田聖子(社1)が日韓学生射撃競技大会(韓国・忠北)の代表に選出され、出場
平成13年 JOCジュニアオリンピックカップ(BRS40)で西恭子(経営1)が日本新記録で優勝
平成14年 「東洋大学体育会射撃部」となる
東洋大学射撃部創部10周年記念祝賀会を開催(於:原宿・南国酒家)
岩田聖子(社3)がJOC強化選手に指定される
ISSFワールドカップ シドニー大会(オーストラリア・シドニー)に岩田聖子(社3)が出場
ISSF世界選手権大会(フィンランド・ラハティ)に岩田聖子(社3)が出場
平成15年 東洋大学体育会射撃部の公式WEBサイトが開設される
第58回国民体育大会(静岡国体)(BRS40)で末冨詩織(法1)が日本新記録で優勝
世界大学射撃選手権大会(チェコ・ピルゼン)に岩田聖子(社4)が出場し、
10mS40で6位、50m3×20で7位に入賞
平成16年 全日本学生選抜ライフル射撃競技大会 10mエアライフル団体 優勝
関東学生新人大会 総合優勝 埼玉県知事賞を受賞
平成17年 東アジア競技大会(中国・マカオ)(50m3×20)で岩田聖子(H16卒)が銀メダル獲得
JOCジュニアオリンピックカップ(10mS60)で河合潤(法2)が大会新記録で優勝
平成18年 世界大学射撃選手権大会(チェコ・ピルゼン)に末冨詩織(法4)、岡篤彦(法3)が出場
第53回全日本学生ライフル射撃選手権大会 10mエアライフル団体 優勝
平成19年 アジア射撃大会(クウェート)(50mP60)で岩田聖子(H16卒)が銀メダル獲得
第24回ユニバーシアード競技大会(タイ・バンコク)に岡篤彦(法4)が出場
平成21年 関東学生新人大会 総合優勝(2度目) 埼玉県知事賞を受賞
平成22年 鶴岡麻美香(法4)がJOC強化選手に指定される
世界大学射撃選手権大会(ポーランド・ヴロツワフ)に鶴岡麻美香(法4)が出場
アジア競技大会(中国・広州)(50mP60)で岩田聖子(H16卒)が銅メダル獲得
平成24年 東洋大学体育会射撃部創部20周年記念祝賀会を開催(於:東洋大学・白山キャンパス)
東日本学生ライフル射撃選手権大会 50m3姿勢団体 優勝
世界大学射撃選手権大会(ロシア・カザン)に砥石真衣(法4)が出場し、
50mP60で8位入賞
平成25年 第27回ユニバーシアード競技大会(ロシア・カザン)に砥石真衣(H24卒部)が出場し、
50mP60で金メダルを獲得
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